お薬バージョン。

チャゲアスのアスカさんがお薬やっちゃった、つって。
逮捕されて釈放されて。
今でこそパンクパンク言ってる僕ですけど、小中学生の頃に一番流行ってたのはチャゲ＆飛鳥でした。
当然ＣＤも何枚か持っててね。
逮捕をニュースで見て知ったときは、ちょっと驚いて、がっかりした感じでした。
ほ～～んのちょっと、ね。
店頭に並んでたＣＤを回収するとか、いろいろあるみたいね。
「作品に罪は無い！」なんて理由で、それを反対する意見があったり。
でもどうなんだろうね？
あれだけ売れたんだから、いい歌なんだよね。飛鳥さんが作った歌って。
でもその、いい歌がお薬の産物でできた歌だったとしたら。
お薬を使って作られた歌だとしたら。
「さて今から作曲するから、まずは注射を打つとしますか」
なんて具合でできた歌だったら。
本当に罪は無いのかね？

いやもうホント難しいところでさ。
それがダメってなると、じゃあお酒飲んでライブやるのはどうなの？とか。
お酒でテンション上がってるんでしょ？それはいいの？？ってなるし。
「今日ちょっとお腹の調子悪いから胃薬飲みました」
「薬品の力借りてるじゃねーか！」とか。
どこまでが良くて、どこからがダメでって。ホント難しいよね。
最終的には法律って基準に頼るしかないのかな？それもなんかな～。

さらに困ることには、俺が大好きで「この曲最高！」なんて言ってる昔のパンクなんてのは。
もう時代背景って言っちゃえばそれまでだけど、それこそ「お薬の力」でできた曲もたくさんあると思うんだよね・・
だからと言って「最低な曲だ！」なんて思えないしさ。
ホント難しい。

だからもう最終的には「ダサい、ダサくない」の判断かもしれないね。
俺もまぁ作曲の真似事みたいな事をしてる身としてはさ。
「カッコいい曲作りたい！」って日頃から、そらもう身を焦がすほど思ってる訳です。
でもやっぱりお薬使って、曲を作ったら。
ダサいよな。超絶ダサい。みっともない事この上ない。俺がやったらね。
そんな風に思ってます。

なんとかこんな感じの「お薬使ったらダサい」ってな倫理観（←？）が広まらないもんかね？
「良い悪い」でやってっても絶対減らないよね。
カッコよく見えちゃうもん、悪いのって。
もういっその事、ミュージシャンとかアーティストなんて名乗ってる連中は、薬物ＯＫにしちゃったら？
で、その作品。ＣＤとかに「この音楽はお薬を使って作られた可能性があります」って書いておけばいいんじゃない？
極論？？


先日見たＤＶＤ。
「PUNK'S NOT DEAD」



70'sパンクから現在までの、アメリカ、イギリスのバンドのインタビューを中心としたドキュメンタリー。
この前ライブやったときに、見に来てくれた友人の海野くんから頂いたＤＶＤ。
ライブ見に来てくれて、終了後家に帰って。またこのＤＶＤを持って打ち上げ中のところに持ってきてくれた。
ホントありがたい。
実のところ俺は「パンク関連の映像」ってほとんど見た事がなかったのでとても嬉しいです。
ADICTS の映像やインタビューが割と時間割いて使われてて興味深かったな。
素顔のモンキーさんが喋ってたよ(笑)
アディクツ。実は今までそこまで好きなバンドじゃなかったんだけど、もう１度ちゃんとＣＤを聴きかえしてみよう。
後半にはアメリカの今のメジャーなバンド、SUM41とかグッドシャーロットとか。あとは企業がスポンサーについたパンクフェスみたいなのを取り上げて、パンクかパンクじゃないのか、賛否両論の意見が出たりね。
ただやっぱり俺が「おおー！いいねー！！」って思うのは。
でかいステージで綺麗なパンクファッションのメンバーが、カッコよくジャンプを決めたり、ロックスターのような煽り方をしてるバンドじゃなくて。
ボロ家を借りて、EJECTED のＴシャツ（欲しい！）を着て地味なライブをやってた POGO ATTAK なる（なんてバンド名！）バンドの映像だったりするのよね。