あの伝説のパンクバンドについて。

土曜のバンド練習前に立ち寄ったディスクユニオン。
購入したＣＤ。

THE USERS 「Secondary Modern」




「え？今更？？」って感じでしょうか？
うん。持ってませんでした。

THE USERS。イギリスの７０’ｓパンクバンド。
７７年に RAW RECORDS からリリースされたシングル「Sick Of You」
７８年の２nd「Kicks In Style」
特に Sick Of You はこのレコード１枚で「神」とまで言われた・・
評価されたのは９０年代に入って、埋もれた７０'ｓＰＵＮＫが発掘されるようになってからなのかな？
まぁその辺りはよく知らないんだけど、とにかく数ある７０’ｓパンクの中では（今となっては）もっとも評価の高いバンド。レコードの１つだと思います（だよね？）

しかしこの USERS。はっきりと実体がつかめてないバンドらしくて。
リリースは７インチのシングルが２枚。
それ以外の事はとにかく情報が無くて「スタジオミュージシャンが集まって作られたレコードだった」とか「ホントは実在してなかったバンド」とか。
そんな憶測が飛び交ってた事もあったんだってね。

それが数年前。急に。
この謎だらけのバンドの２枚のシングルと、なんと当時の未発表の音源４曲をまとめたＣＤが正式にリリースされる！ってんだから。
７０’ｓパンクファンの方々は、かなり騒然としました。
「７０’ｓパンクが好きなら、誰もが絶対に買う！」くらいの。そんな感じだったよね。

でも、俺。買わなかったのよね。
だ～ってさー。８曲しか入ってないのに、２０００円くらいするんだもん。
いや！もちろんね。
おかしくはない価格だと思うし、こんなん言ったら皆様に「お前バカじゃないの！？」なんて思われるのは分かっておるんですが。
当時の俺は「ま、いいか」くらいの感覚で買いませんでした。

もっと正直に言っちゃうとさ。
とにかく「神だ！奇跡だ！」と言われるレコードなんだけど。
ぶっちゃけ俺には、そこまで神な曲ではないんだよね。
もちろん Sick Of You 好きよ。大好きですよ。
でもそれは数あるパンクの曲と、あくまで同じくらいの熱量で「好き」な訳で。
う～ん。
あとは Sick Of You。俺はまだパンクもよく分かってない１９くらいの時に、先輩にもらったカセットテープで聴いちゃってたから。
そういうのも影響してるかもしれない。
そんでいろんなところでの、とにかく「最高！最高！！」の評価。
「確かにカッコいいけど・・『神』ってまでいく？そう思えない俺がどっか抜けてるのかな？？」
って。そんな風に思ってました。

で、自分の中で出した答えは「これって、ギターが弾ける人にとっては『神な曲』なんじゃない？」と。
どうでしょう？この辺書きはじめるとまた長くなっちゃうので今日はここまでにします。
とにかく中古で売ってたので、やっと買ったのよー。

未発表曲の方も、Sick Of You とはちょっと違う曲調のパンクだけど、カッコいいね。
SEVENTEEN や DONKEYS とか、あの辺りの感覚がするように思う！




それでは Sick Of You。どうぞ！