最近見たテレビの話。

何気なくテレビを見てたら、庄司敏江さんが出ていました。
敏江・玲児、っていう師匠クラスの漫才師の人ね。どつき漫才。
なんとも珍しい人が出てるなー！なんて見てたんだけどね。いやー、素晴らしかった。
御年７０歳を超えるおばあちゃん。全然衰えてない。
なんてことないバラエティ番組だったんだけど、そのしゃべりの「凄味」みたいなもんに、鳥肌が立つような気さえしました。

『小さな侍ジャパン奮闘記』というテレビ番組を見ました。
同級生の友達が、ディレクターとして携わっていたそうでね。そんな理由で。
野球。小学生の日本代表チームがアジア大会を戦うというドキュメント番組。
俺はプロ野球とかは、ホントに全然からっきしなんだけどね。
こういう、選手を追う、ようなドキュメントなら楽しく見られます。
日本中から選ばれて召集掛かって、初対面からほんの１週間くらいで日本代表として試合やるんだね。
キャプテンを任されたのは、身長１４４cmの男の子でした。
定かでは無いが、６年生で１４４センチというと、俺とさほど変わらなかったかもしれません。
俺は今まで、いろんなことを身長のせいにして、言い訳してきたようなもんでさ。
なんか。いろいろあきらめたり、最初から無理と決めつけたり。
彼は１４４センチで日本代表のキャプテン。俺は顔向けできないな。
もちろん才能もあるんだろうが、努力だってしたはずだよね。
俺はただの地方のお調子もん。
ちょっと反省と言うか、ね。
できることなら。彼がこの先、成長して背が高くなったらいいなー、なんて思います。
「背が低い」って、そんな理由で彼のこの先の可能性みたいなもんが少しでも狭くなったら、やっぱり可哀想に思うからさ。
不便な事、不利な事。そんなのも結構あるし、そんなつまらない経験をできればさせたくないな、ってね。
ただの地方のお調子もんになってしまった、１５８センチの先輩はそんな風に思います。
あはは。テレビで見かけただけで、勝手に親近感持ってこんなん言うのも、なんか変な話かな。