Maybe at the end I'll say - not a bad day
2014.02.08,Sat
ちょっと前から、東日本大震災の復興支援のお手伝い的なことをしています。
仕事関係の仲間の集まりでね。
何をしてるかっつーと、被災地で作られた商品の販売のお手伝い、のような。
福島県 いわき市 久之浜にある、小学校の敷地内に作られたプレハブの商店街「浜風商店街(はまかぜしょうてんがい)」ってのがあるんだけどね。
そこで販売されてる、小さな植木鉢の花のセット。1250円。
その商店街の人たちが「これを売って復興と再建の足ががりにしよう」って生み出されたもんらしいんだけどね。
実際去年、グループの仲間が視察に行って、いろいろお話を聞いてきたようです。
で、俺はその話を聞いたんだけどさ。
もうホント、自分が何も知らなくてちょっと衝撃を受けてしまったんだが。
被災者に給付されてるお金。どのくらいかって知ってる?
俺は全然知らなかったんだけどさ。
原発の被害で避難してる人たちの一例をあげると・・
所得補償つって、震災前にもらってた給料の額が毎月もらえる。
さらに精神的な補償みたいなことで、毎月1人約10万円もらえる。
住宅なんかの資産価値分をもらえる補償や、税金、医療費が掛からない、とか。
まぁいっぱいあるんだって。
原発での避難の人たちに。
で、かたや。津波で避難してる人たち。
ここ、いわき市 久之浜はこれなんだけど。
家が全壊したら100万円。半壊したら50万円。
これだけ。1度もらったら終わり。
これだけなんだってさ。
少なくとも仲間が訪れた福島県はそうなんだって。
津波で町全体が文字通り何も無くなっちゃった状態で。
ちょっとびっくりしちゃってね。俺。
「マジで?もらえる金に、そんなに差があるの??」って。
もうホントぶっちゃけ書いちゃうと、最初この話が持ち上がったとき「復興支援ねぇ・・俺も結構寄付とかしたしなぁ・・」って感じでした。
ただ実際現地行ってきた人から、この話を聞いたときは「これは、まずいんじゃないの?」なんて思いました。
俺、もうちょっと日本ってのはちゃんとやってるんだと思ってました。
海沿いの街で、漁業とか、かまぼこ工場とか。そんなのがあった地域らしいです。
津波で何もなくなって、今までの仕事なんかできる状況じゃなくなって。
生活のために、基盤である仕事、商店街をつくるってのは必然の事だったんじゃないかな?
ろくに国からは金もらえないし、なんとかしなきゃ、って。
この花のセットだって、まぁ「苦肉の策」みたいなもんでしょう。
別に花なんか有名な場所じゃないみたいだし、もっと言えばそこら辺でももっと安く買えるようなやつだし。
でもな。もう。こんな事実知っちゃうとね。
原発の問題とかは、なんつーか派手で。注目も浴びてて。結構、問題意識持ってる人も多いと思うけど。
こんな、あんまり日の当たらないような理不尽な事もあるんだな~って。
どう?ここまで差があるって知らなかったの、俺だけじゃないよね??
これ。1250円。
これを売るお手伝いをしてます。具体的に言うと、現地から仕入れてこっちで売ってます。
向こうでも1250円です。
信じてくださいって言うしかないんですが、俺らでいくばくかピンハネとかはしていません。
1250円。全額現地に届きます。
とりあえず今はメンバーで手売りの状態。
俺は個人的に友人の喫茶店、カフェ・クラウディアに置かせてもらったりしてます。
もちろん俺からでも直接買えます。
内情書いちゃうと、俺が持ってる分の代金はもう払っちゃってあります。
なので俺がもらっちゃう、って事もない状態です(これも「信じて!」って言うしかないんだけど)
だからまぁ俺が売ろうが売れなかろうが、もう金は現地に行ってるからいいんだけどさ。
でもほら、俺も。ねぇ?
はっきり言って、そんなに湯水のようにお金を持ってる訳でも無いしさぁ・・
そんな訳で俺を助けてくれる人・・じゃなかった。え~っと。
現地の再建・復興に協力してくださる人がいましたら、是非よろしくお願いします!!
仕事関係の仲間の集まりでね。
何をしてるかっつーと、被災地で作られた商品の販売のお手伝い、のような。
福島県 いわき市 久之浜にある、小学校の敷地内に作られたプレハブの商店街「浜風商店街(はまかぜしょうてんがい)」ってのがあるんだけどね。
そこで販売されてる、小さな植木鉢の花のセット。1250円。
その商店街の人たちが「これを売って復興と再建の足ががりにしよう」って生み出されたもんらしいんだけどね。
実際去年、グループの仲間が視察に行って、いろいろお話を聞いてきたようです。
で、俺はその話を聞いたんだけどさ。
もうホント、自分が何も知らなくてちょっと衝撃を受けてしまったんだが。
被災者に給付されてるお金。どのくらいかって知ってる?
俺は全然知らなかったんだけどさ。
原発の被害で避難してる人たちの一例をあげると・・
所得補償つって、震災前にもらってた給料の額が毎月もらえる。
さらに精神的な補償みたいなことで、毎月1人約10万円もらえる。
住宅なんかの資産価値分をもらえる補償や、税金、医療費が掛からない、とか。
まぁいっぱいあるんだって。
原発での避難の人たちに。
で、かたや。津波で避難してる人たち。
ここ、いわき市 久之浜はこれなんだけど。
家が全壊したら100万円。半壊したら50万円。
これだけ。1度もらったら終わり。
これだけなんだってさ。
少なくとも仲間が訪れた福島県はそうなんだって。
津波で町全体が文字通り何も無くなっちゃった状態で。
ちょっとびっくりしちゃってね。俺。
「マジで?もらえる金に、そんなに差があるの??」って。
もうホントぶっちゃけ書いちゃうと、最初この話が持ち上がったとき「復興支援ねぇ・・俺も結構寄付とかしたしなぁ・・」って感じでした。
ただ実際現地行ってきた人から、この話を聞いたときは「これは、まずいんじゃないの?」なんて思いました。
俺、もうちょっと日本ってのはちゃんとやってるんだと思ってました。
海沿いの街で、漁業とか、かまぼこ工場とか。そんなのがあった地域らしいです。
津波で何もなくなって、今までの仕事なんかできる状況じゃなくなって。
生活のために、基盤である仕事、商店街をつくるってのは必然の事だったんじゃないかな?
ろくに国からは金もらえないし、なんとかしなきゃ、って。
この花のセットだって、まぁ「苦肉の策」みたいなもんでしょう。
別に花なんか有名な場所じゃないみたいだし、もっと言えばそこら辺でももっと安く買えるようなやつだし。
でもな。もう。こんな事実知っちゃうとね。
原発の問題とかは、なんつーか派手で。注目も浴びてて。結構、問題意識持ってる人も多いと思うけど。
こんな、あんまり日の当たらないような理不尽な事もあるんだな~って。
どう?ここまで差があるって知らなかったの、俺だけじゃないよね??
これ。1250円。
これを売るお手伝いをしてます。具体的に言うと、現地から仕入れてこっちで売ってます。
向こうでも1250円です。
信じてくださいって言うしかないんですが、俺らでいくばくかピンハネとかはしていません。
1250円。全額現地に届きます。
とりあえず今はメンバーで手売りの状態。
俺は個人的に友人の喫茶店、カフェ・クラウディアに置かせてもらったりしてます。
もちろん俺からでも直接買えます。
内情書いちゃうと、俺が持ってる分の代金はもう払っちゃってあります。
なので俺がもらっちゃう、って事もない状態です(これも「信じて!」って言うしかないんだけど)
だからまぁ俺が売ろうが売れなかろうが、もう金は現地に行ってるからいいんだけどさ。
でもほら、俺も。ねぇ?
はっきり言って、そんなに湯水のようにお金を持ってる訳でも無いしさぁ・・
そんな訳で俺を助けてくれる人・・じゃなかった。え~っと。
現地の再建・復興に協力してくださる人がいましたら、是非よろしくお願いします!!
Comments
びっくり!
いわき市は大学からの親友美奈子の故郷なんですが、この写真見てびっくり!津波で大変だったのとは言われましたが。もう親も住んでいないから、故郷の実家は諦めて壊したの、もう住めないのだものといわれてましたが。何冊か震災の本を読んだりネットで調べたりしてましたが、私はあまりにも知らなすぎました。自分のやれることを、もう少しやれることを考えていきたい、いつも忘れないこと。美奈子ごめんよもっと真剣に支えなくてはと。考えるきっかけを渡瀬様ありがとう。
びっくり。
いわきのお友達がいらっしゃるんですね。
この写真は津波の直後だと思いますが、現地に行った仲間の話だと、文字通り「何も無い」状態らしいです。
僕も、補償の話とかまったく知らない事ばかりでした。
多くの人に、この状況を知ってほしいですよね。
この写真は津波の直後だと思いますが、現地に行った仲間の話だと、文字通り「何も無い」状態らしいです。
僕も、補償の話とかまったく知らない事ばかりでした。
多くの人に、この状況を知ってほしいですよね。
お花植えましたよ
美奈子は40代に同じ故郷の方と結婚したの。今は東京で夫婦二人で自営業中。夜中まで働いて、旦那様と夜中に鍋を食べるのだそうです。女三人で19歳からずっと親友やってます。毎月一夜三人で夕食会。でも何も知らなかった。美奈子がもう帰るところがないのといったのは、故郷がこんなだったから。帰るところがないだけでなく、差別にも悲しい思いをしてました。私が、美奈子を守るわ。
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今月の話
コメントを下さった皆様には本当に感謝しています。
渡瀬
GMK テツヤ
渡瀬
GMK テツヤ
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渡瀬
JUDITH_2020
渡瀬
JUDITH_2020
己で自己紹介
渡瀬です。もしくはファニーです。
神奈川県小田原市在住。
38歳、男。
EX REVERSION ドラム担当。 70'sパンク、80'sOi!などPUNK中心に愛聴。
若手芸人、演芸好き。
趣味、釣り。
2003年度M-1グランプリ予選落ち。
好きな食べ物は、やきそばです。
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あの頃はギリギリのところで生きていたっけ。
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