ライブ感想あれこれ（ちょっと視点がおかしいかもしれない）

先日見に行った、猿真似乞食のライブの感想。

お客さんの多さに驚いたな。ホントにフロアが人であふれてました。
パンクのライブで、あんなにお客さんがいたのは久しぶりだな。
猿真似乞食は、アルバムリリースのツアーと言うのかな？
週末になればいろんな場所に行ってライブをしてたようで、この日が小田原でのファイナルでした。
物凄い盛り上がって、すごい人気なんだなー！
迫力あるカッコいいライブでした。
本当にお客さんに愛されるようなバンドなんだな、って感じです。
音楽もさることながら、メンバーの人柄の部分も大きいんじゃないかな？

俺は猿真似のメンバーさんとは「顔見知り」程度くらいだと思うが、小田原でライブがある時はミクシィ経由(笑)で声を掛けてくれます。
ただ、よくあるような「〇月〇日、ＸＸでライブやります。よろしくお願いします」みたいな形式ばった事務的な一斉メールじゃなくて、俺個人にあてた文章で送ってくれるんだよね。
今回も「渡瀬さんは復活のライブも見てもらったし・・」というような文面で。
俺はこーいうの、たまんないんだよな。単純なんだが嬉しくなっちゃう。
一言添えて。とかね。好きなんだよね。
逆にもう宣伝丸出しの。自分の利しか考えてないような。ねぇ？告知だけの一斉送信。
嫌いなんだよな。俺はね。
正しい、悪い、じゃないよ？好き、嫌いで、嫌いってだけ（俺は、ね）
そしてもちろん、俺の好きな感じの人は応援したくなります。
そういう部分でね。猿真似乞食が人気なのは、人柄の部分もあるんじゃないかな？って事でね。

そうそう。お客さんで、個人的に「おおっ！」って思ってしまった方がいてさ。
俺はベース側の前から２列目くらいで見てたんだが、俺のすぐ前にいた人。
がっちりした筋肉質の男性で、俺よりちょっと年上の方だと思います。
ライブはすごい盛り上がってて、ステージからダイブするお客さんも続出して。
俺の前にいたその人、お客さんがステージ上がる度に、フロアの正面真ん中に移動するんだよ。
最初は「何やってんだろ？」なんて思ったんだが、よく見るとさ。
ダイブをする人を受け止める為に、わざわざ人をかき分けて中央まで移動してるんだよね。
すげぇ！なんていい人！なんて思っちゃったな。
本人は絶対ステージ上がる事はなくて、飛んできた人を受け止めるのみ。
そして一段落すると、また俺の前に帰ってくる。

この日は女の子のお客さんとかも結構いたし「ガタイのいい自分が行かなきゃ」なんて思っていたんだろうか？
最高のお客さんだな。なんかもう尊敬の念を覚えてしまった。
初めは何してるか分からなくて「前の人がいなくなったから俺が一番前に」なんて詰めちゃったんだけど、その人が何をしてるかを知ってからは、その人のための一番前の席を空けておく、って事をしてました。俺は。
いや、ごめん。この体型なもんで、俺はダイブの人を受け止めるってのは・・
知らない人だったけど、思わずライブ終了後に話し掛けました。
「後ろで見てましたけど、すごいですね！ダイブ全部受け止めてましたよね！カッコよかった！」って。
そしたらその人、ちょっと照れて笑いながら「いやぁ、俺は飛ぶ側の人間じゃないから・・」ですって。
最高だな。
こーいうお客さんに支えられてるバンドってのは、強いんじゃない？