港で出会ったステキなバ・・パパ。

日曜日は１人で釣りに行きました。
どこに行くか迷って、着いた先はお久しぶりな伊豆の宇佐美港。

夕方くらいだろうか、パパと小学１年生の男の子、幼稚園の女の子の兄妹。パパのお友達の男性。なる４人組がやってきました。
パパはたぶん同年代だろう。
しばらくすると幼い兄妹が俺に近づいてきて、いろいろ話し掛けてきました。
とてもカワイイ。
まぁね。俺はどこに行っても子供になつかれるのは得意でございまして。
得意と言うか自然に寄って来ちゃうんだけど。俺も嫌いじゃないしね。
俺の周りで遊び始めました。

パパはと言うと、自分の釣りに夢中です。
・・まぁいいでしょう。俺は子供は嫌いじゃありません。
子供達は俺とお喋りを続け、俺の釣り道具をあれやこれやいじっております。
お、パパがチラッとこっち見て確認しましたよ。
「おい！あんまりウロウロするな！」なんともこれはぶっきらぼうな一言。
ほほう。俺には挨拶も無しかお前。
軽くムカついたんだが、まぁよかろう。俺は子供は嫌いじゃありません。
そしてお次は幼稚園クイズ大会です。
幼児「みーちゃんは何組でしょーか！？」
俺「明治果汁組！」
どかーん！爆笑。
「エサまきたーい！」 おっと、男の子が俺の撒き餌を海にばら撒いております。
おおぅ、やめてくれ～。限りあるエサをばら撒かないでくれ～。
パパはお友達と談笑しております。・・まぁよかろう。俺は子供は嫌いじゃありません。
あ、チラッとこっち見た「こっち来い！お前ら！」
おい。俺に「どうもすみません」とか言えないか、お前。
・・ま、まぁな。まぁな。俺は子供は嫌いじゃありませんからね。

その後も子供たちはパパと俺の間を行ったり来たり。
いや、ほぼ俺のところで遊んでいました。
それでも、このバカ・・いやパパは俺には何の一言もねぇよ。
そのうち、荷物をまとめて帰っていきました。
子供たちは「バイバーイ！」なんて言ってたが、バカオヤジは最後まで挨拶もお礼も何一つ無し。にこやかな笑顔すら皆無。

「お前らのパパは常識も礼儀もなんにもねぇな！」
もちろん口に出すはずはなく、腹の底で思ってたんだけど。
子供たちが可哀想だ。あんなバカが親なんじゃな。
よくあるんだよ。釣り場のご家族の子供が、俺のところに来るなんてのは。
今まで会ったほとんどの方たちは、にこやかで礼儀もあって。
気持ちのいい人たちばっかりでした。
ほぼ初遭遇だったな、あんなのとは。ひどいもんだ。
俺は不思議でしゃーない。なんであんなのが、結婚できて子供がいて家庭があるのか。
どうかしてるよな。ホントに。
そうなんだよ。俺は子供は嫌いじゃないんだよ。
俺は子供は嫌いじゃないんだけど、だけど・・お前みたいなのは大嫌いだー！！