わけべ。

土曜日は小学校からの同級生、分部の結婚式でした。
どんな奴かというと・・



チョリース。

・・・チャラーーい！！
３１だぜ、これ。俺の地元の友人を知らない人には、え？渡瀬ってこういうタイプとも知り合いなの？？って感じでしょ？
でもたぶん、皆様の想像するような「チャラ男」とは一線を画すような奴で。なんか、う～ん・・不思議な男なんだよな～。
見た目、話し方なんかは、モロにチャラ男のそれなんだが、性格はいたって普通で、素朴で真面目ですらある。
当然、女をとっかえひっかえ、みたいな感じでもない。
詳しくは知らないが、女友達なんてほとんどいないんじゃないかな？
ちょっと前まで、俺と一緒になって「彼女欲しいよ～」なんて言ってたしね。

お相手の奥さんも、何度か地元の集まりに連れてきて知ってるんだが、おとなしく、真面目そうな女の子。
分部はこんな見た目なんだが、お似合いの２人です。

俺は頼まれて、披露宴の余興をやりました。
分部がチャラ男キャラなら、俺はお調子者キャラだ。
入念に台本書いて、練って、練習した漫才を披露したよ。
当然その漫才では、分部の「チャラ男」とか「ギャル男」とか、そんな部分を盛大にイジらせてもらった。
例えば冒頭の方で・・
「本日は心よりお祝い申し上げます」
「しかし普段は友達として付き合ってるから、改めてかしこまった口調で祝うのも変な感じするな」
「そうだな、じゃあ普段どおり分部と話してるような感じで、お祝いの言葉を言ったらどうだ？」
「普段どおりか。え～・・ご両家の皆様、本日はマジでチョリース」
「やめろよ！」
とか。そんな感じ。いかが？
で、この分部の見た目をネタにしてるのは、不細工なチビ(俺)とハゲかけのデブ(梶原)だからな。訳わかんねぇよな(笑)
まぁそんな失礼な事やっても「今日はありがとう」なんて言える、素敵な男ってこと。

クライマックスの新郎の挨拶。分部は事前に書いたメモを読んでたんだが「・・皆様のご教授を賜りまして・・」なんて。
みんな「うわ、あいつぜってー自分で書いてねぇ」なんてアホ扱いされてクスクス笑われちゃって。
最高に面白かったな(笑)
二次会で「あれ、自分で書いてないだろ～？」って言ったら
「俺が書いたよ！」ってあくまで言い張ってた。
そんなステキな男。