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Maybe at the end I'll say - not a bad day
2025.03.13,Thu
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2010.01.27,Wed
「癒し系」という言葉が世に現れ使われるようになった時期と、少年犯罪が急速な増加をたどった時期は、ほぼ同一のことである。
これは一体、どういう事か?
つまり「癒し系」というものは実は全く意味が無く、感情を何度も何度も薄め、結局は「ま、いっか~」とうやむやにしてるだけなのである。
本当に必要なのは「癒し」じゃなくて「発散」ではないだろうか。
感情は健全な形で発散させる。
それこそが不安や不満、怒りや悲しみなどのマイナスな心情を打ち消すうえでは、最も重要であり、また効果的な手段なのである。

「研究機関から以上のような報告が届いている。我々文部科学省としてもこの報告をもとに、少年犯罪を減らすなんらかの対策をとらねばならない。何かいい案はないか」
「癒し系は意味が無い・・」「どうしたら・・」「発散・・発散か」「ざわ、ざわ」
「あの~、大臣」
「何だね、渡瀬くん」
「パンクロックはいかがでしょうか?」
「パンク・・私はよく分からないが」
「音楽の一種です。これを聴いてください」
(RAMONES 「Beat On The Blat」が流れる)
「これは、何だこの歌詞は・・ガキを殴れ。野球のバットでガキを殴れ、だと?こんな乱暴な・・そうか!なるほど!」
「お気付きのようですね。そうです。むしゃくしゃして、誰かれかまわず殴りたくなる少年がいる。しかし実際にする事は無いのです。この歌を聴き、空想の中で暴れまわる。自分の部屋で踊り狂う。シンプルで単純な音楽なので、自分で実際に楽器を持つこともできます」
「・・しかし、そう上手くいくのか?例えば、詞の内容を真に受けて、本当に金属バットを持ち出す輩なども」
「大丈夫です。私をご覧ください。パンクを聴いて10年以上。こんなに温厚でキャッチーな人間は他におりますまい。・・もし私がパンクを聴かずに育っていたら、私はきっと・・痴漢になっておりました」
「・・わかった。この件は君に一任しよう」
「ありがとうございます。ではまずは地域を絞って試験的に始めてみましょう。そうですね。週に1度、私の自宅に10代の女性を集めて、定期的にパンクロックを聴かせてみたいと思います」
「え?10代女性って・・?えっ??」
「ははは。何を案じておられます、大臣。私は10年以上パンクに携わってきたのですよ?10代女性になんて、なんの興味もありません。うへへへ。それでは失礼いたします」

あー。
なんでこんな事ばっかり考えちゃうんだろうなー。
たぶん心がすさんでるんだろうな~。
「癒し系なんかいらん!俺にはパンクがあればいいぜ!」なんて思ってたけど。
もはや。今は。
あああ~。笑顔のかわいい女の子とステキなカフェとか行きたいよー!
ただ見つめ合って笑っていたいよー!
手作りのお弁当とか作ってもらいたいよー!一緒に子犬とか触りたいよー!
イルカと泳ぎたいよー!
癒されたいんだよぉぉぉぉ!(←心の叫び)

パンクロック愛聴会。毎週1回、渡瀬さん宅で。
生徒さん募集中。(癒し系の女の子に限る)
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己で自己紹介
渡瀬です。もしくはファニーです。 神奈川県小田原市在住。 38歳、男。 EX REVERSION ドラム担当。 70'sパンク、80'sOi!などPUNK中心に愛聴。 若手芸人、演芸好き。 趣味、釣り。 2003年度M-1グランプリ予選落ち。 好きな食べ物は、やきそばです。
バンドのHP
あの頃はギリギリのところで生きていたっけ。
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