鴨宮のライブハウス。

日曜夜は小田原のパンクバンド、猿真似乞食の企画のライブに行ってきました。
やっぱり小田原だけあって、地元の高校生のバンドとかコピーバンドとかね。そういう子達も出ます。
ライブが終わった後は、年末大抽選会！みたいなね。出演者が用意したプレゼントをくじ引き。
ライブハウスには東京のそれじゃ見たことないくらいの若い子たち(たぶん１０代だろう)が集まってました。

ある種ほれ、邪道みたいなもんじゃない？コピーバンドとか抽選会とかさ。
なんつーかな？内輪ノリ、みたいなやつとかさ。
パンク、なんつーちょっと不自由なジャンルの音楽じゃ、そういうのを「だせぇ」とか思う人もいると思うのね。
かくいう俺だって、ほんっと正直書けば得意ではない。

ただマジで、若い子がいっぱい集まってんだよ。楽しそうに。
それきっかけで、パンクにのめり込んでいく子だっている。確実に。
そういう意図であえてやってるのか、ホントにそんな感じが好きでやってるのかは定かじゃないけど、そうだな・・種をまくっつーのかな？
地元にパンクの種を。
そういう事に関しては、ホントにいい事やってるな、って思います。
頭が下がる思いですらあります。

俺はよく知らないけど、元アナーキーの人がゲストプレイヤーに入ってる、ってバンドが出てました。
あ、この人！って思ったら、前にここで書いた人でした。
その愚狼ってバンドのベースの人(たぶん結構なお歳)が痺れるくらいカッコよかったな。

猿真似乞食のメンバーさんは、俺が「どうもー」って入ってったときも「お疲れ様～」って帰ろうとしたときも、ガッと握手をして「ありがとうございました！」と、とても真剣に言ってくれる。
この感じだよね。なんだかすごい嬉しいし、こんな音楽を好きでよかった、とすら思います。

しかし、俺もライブやりたくなっちゃうね。小田原で(笑)
正確に言うと「俺らがこのステージに立ったら、このお客さんたちはどういう反応をするのかな？」ってそういう感じ。
たぶん、あんまり受けないと思うけど。なんか俺らは小田原のパンク好きが好きなタイプのバンド、ではないような気がします。