グレゴリオ暦。その闇の真実。

なんか今日ね。朝から不吉な予感がしたんだ。
今日はあれなんだよ。１３日の金曜日ってやつ。
なぜ多くの英語圏やフランスなんかで１３日の金曜日が忌まわしい日とされているかは「キリストが処刑された日」やら「最後の晩餐には１３人の人がいた」など、諸説多くあるが。
とにかく、かくいう俺もこの「１３日の金曜日」ってやつはどうも気分が曇り、穏やかでない。

とにかく今日は朝から、俺の心は疑心暗鬼の渦に飲み込まれていた。
何かあるんじゃないか。何か良からぬ事がおこりそうだ。
不幸な何かが、俺の身の上に降りかかるのではないだろうか。
そう考え、ありもしない事を怯える事こそ、不安に思う原因だとも、気付きはしなかった。

普段は見ることもないカレンダーに。無意識に何度も目を奪われた。
そしてやはり。
俺は驚愕の事実を知ることになったのだ。
夢じゃない。実際に起こった現実だ。
事は重大だった。そう、俺だけの問題じゃなかった。
ひいては我が国、日本をも揺るがす重大な事態だった。

１３日の金曜日。
そして今日は。
大安。

な～んだ。プラマイ０じゃーん。