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Maybe at the end I'll say - not a bad day
2025.03.13,Thu
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2009.11.06,Fri
しかし職場のホームページを作ってるうちに知ったんだが、俺んちの家具屋、ひいじーさんが桐だんす作ってたころを入れれば、85年もやってるのか。
すげぇ、な。

今じゃ当たり前のように家の仕事をやるようになっちゃったが、その~、ね。
ほんのちょっとだけ、悩んだ時期もありました。あった、かな?
そんな深くは考えてなかったけど。

音楽なんてやってっとさ。まぁ若気のいたりってやつで。
「音楽を仕事にできればいいな」なんて思った頃もあったのよね。
ちょ、ちょっとね!ちょっとだけね!!
恥ずかしいから誰にも言ってないが。
音楽を仕事に、って事を抜きにしても、東京に出てって興味が湧くような事に挑戦したらどうなるかな?とかね。
大学生の頃だ。

何もしなきゃ一生地元に留まる事になるのは分かってたし。
そして何よりね。
なんだかこう、このまま家の仕事やって。
何年も何年も同じような事繰り返して。
俺のこの先の将来ってもんが、簡単に想像ついちゃうような気がして。
なんだか、ぞっとしたんだよね。

たぶんあの頃、俺が親父に「家の仕事を継ぎたくない」って言えば。
きっと、がっかりはするだろうが、許されたと思うんだよね。
好きなことやらせてくれた、と思う。
実は今まで、面と向かって「継げ」なんて言われた事もないんだよ。

でもやっぱり、空気感、つーのかな~?
「いずれは俺がやるもんだ」っつー雰囲気は常に家にあったし。
祖父も親父も「それが当たり前」って思ってたんじゃないかな?

そんで俺の方も、長年やってきた家業を終わらせてまで何かに挑戦するっつー、勇気、みたいなもんが、無かったんだと思います。
無理を言えば「職業選択の自由」みたいなもんは、俺にもあったんだと思うけど。
それを自分で、手放しちゃったんだよな。

今でもたまに「俺が東京の方に出てったら、どうなってたかな?」とか。
そんで今でも。自分の将来が見えちゃうような気がして、恐くなったりするが。
85年っつー記録をどんだけ伸ばせるか、ってのに挑戦するのも、悪くないかな~?なんて思ってます。

今思えばガキの頃から、たまに仕事忙しくなりゃ駆り出されてたもんだ。
俺が中学くらいまで生きてた、ひいじーさんは90近くになってもカンナで木を削ったりしてたな。
子供ながらに、すごいなーって思ったもんです。
そういうじーさんに俺もなろうか?
と、なると孫がいるな。

俺が今の仕事やってて、唯一不安、っつーか。
「あー!まずったなー!!」って思う事は。
こんな田舎の町工場に嫁ぎに来てくれる女性がいるのかな?って事だけです。
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己で自己紹介
渡瀬です。もしくはファニーです。 神奈川県小田原市在住。 38歳、男。 EX REVERSION ドラム担当。 70'sパンク、80'sOi!などPUNK中心に愛聴。 若手芸人、演芸好き。 趣味、釣り。 2003年度M-1グランプリ予選落ち。 好きな食べ物は、やきそばです。
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あの頃はギリギリのところで生きていたっけ。
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