変遷。

もうかれこれ１０年近く前かな？
たぶんDOLLだったと思う。アメリカのスカコアバンド、スーサイドマシーンズ(これまた、だったと思う)のインタビューが載っててね。
そん中に「言いたい事が言えれば曲なんて短い方がいい」てな発言が載ってたのよ。
それ以来俺は「なるほど。そういうもんか！」って。
まぁこれは音楽でもパンクに限った事だし、さらにそん中でも一部のパンク限定の事なんだろうけど。
さらに言うと、その意見が正しいかどうかすら、危ういとこなんだけど。
なんか俺は。うん、２０そこそこの俺はね。
その「短い方がいい！」っつー半ば強引な言い切りがさ。
なんだかすげーカッコよく思えたんだよね。

曲を作る時、その曲の長さ。結構意識します。
タブロイドやってた頃は２分半くらいを目安に。
今は大体、２分ちょうどくらいを基準に。
まぁいつもその目安より、若干長めにできちゃうんだけどね。
１分４０秒くらいで、言いたい事全部言って、ズバッて終わるカッコいい曲ができたら最高だよね。
ちんたらちんたら、いつまでもやってるような音楽は好きじゃねぇんだ。
今はね。

そういやパンクを聴き始めた頃はさ。
まぁホレ。メロコアブーム世代だったもんで。
エピタフから出てるＣＤとか買うじゃん？
そうすっとね。昔のエピタフの日本版のＣＤって(今でも？)日本語訳、解説の後ろに。
ご丁寧に曲の長さが全部書いてあるんだよね。
始めてパンクらしいパンクのＣＤを買ったのは、たしかRANCIDかな？
んでその曲の長さを見たとき、ほとんどが２分台で。
１７歳くらいだった俺は「えー！こんな曲短いの！？な～んか損したー！！」って思ったのを、今でも覚えてます。
それまでは、ガンズに憧れる、ハードロック少年だったからね。
１曲、５分６分当たり前。

今日は俺も、半ば強引に言い切るぜ！
曲なんて、短い方がカッコいい！！