真摯。

そういやこの前聴いてました。
日本語の歌だって聴くのよ。俺だって。

大学２年の頃だったかな～？俺や酒井、あべけんが、日本のOi!やスキンズシーンに夢中になり始めた頃でね。
ある日、酒井とあべけんが「すげーカッコいいバンドいた！」つって、ライブハウスでもらってきたカセットテープを持って来てね。
そこには「真摯」って書いてあって。
聴かせてもらったら、そりゃまあ３、４コードのシンプルな曲に、どストレートな日本語詞が乗ってる曲で。
すぐに気に入って、コピーバンドやったりしてね。

当時バカな俺らは、真摯を「しんし」って読めなくて。
「なんて読むんだろ？撃って漢字に似てるな。シンゲギじゃない？」
なんつって、ずーっとシンゲキシンゲキ言ってたな。あはは。
（その後酒井が意を決して、デモテープに書いてあった番号に電話して「何て読むんですか？」と聞き、しんしと判明）

タブロイド始めてからは、一緒にやれる機会もありまして、よくして頂きました。
俺がやりたい音楽じゃないけど、できる音楽じゃないけど。
俺は好きです。真摯。

あ。今だから告白しますけど、数年前の大晦日の夜。
友達と「俺らもストリートミュージシャンみてーのやろうぜ！」なんつって。
小田原駅でギター持って真摯の曲歌ってたら。
酔ったおっさんに１２００円もらいました。
「いい曲だな！」なんて言ってたよ。