作り手さんの話。

設計士のセンセーとやらのご意向で、作った家具が１から作り直しになっちゃったぜ。
３日くらいかけて作って、完成した―！ってなった翌日の話。
間に入ってる（俺に仕事を依頼した）工務店の現場監督は、申し訳なさそうにしてましてね。
まぁ仕方ない。「作り直しますよ」なんて言ったんだけどね。
時間掛けて頭と身体使って作ったもんが、１本の電話で無かった事になっちゃうんだもんな。
当然金は２つ分もらえるって話だが、なーんか、な。
実際にこのお達しを出した設計士の奴に会ってみたいもんです。
別に「ムカつくからブチギレてやる！」とかじゃなくてさ。

俺みたいな仕事で設計士さんと関わる時は、実際の作り手（俺）との間に通常１社２社、間に入ります。
たまに（ほ～んの、たまにね）「この設計士、バカじゃねぇの！？」なんて思うこともあるんだけど。
そういう俺が思うバカなこと言い出した奴とは、間に誰か挟んだりしないで直接話してみたいんだよね。
君はどういう事を考えて、どういう風に思ってるの？って。
聞いてみたい気がする。話してみたいな、て。
むこうはむこうの言い分あるだろうしね。
興味本位で。知らない事を知りたいような感覚です。
あと「変更とかすんならお前が直接電話よこして謝れよ！」ってのも。ほんのりと(笑)

あとはちょ～っと。
直接話せれば、めんどくさくならないように上手いこと話し合って。
俺の都合のいいように話を持って行けるような気がするし(笑)
あはは。先方さんは末端の職人なんかと話したくないか。

さて。明日には作り直したやつも出来上がるでしょう。
他にも考えなきゃいけない仕事もいくつか溜まっております。
少しだけ頑張ります。